ブログ

秋が旬の果物は栄養たっぷり!

2024年9月16日


 

皆さん、こんにちは。

日々ボニーズのブログのご愛読ありがとうございます。

9月に入り、秋が旬の果物たちが産直やスーパーでたくさん並ぶようになりましたね。

本日は秋の果物の栄養と健康効果についてお話したいと思います。

 

『いちじく』

いちじくに含まれるアントシアニンには、有害な刺激から目を守り、目のはたらきを助ける作用があります。たとえば疲れ目になりにくくしたり、紫外線やブルーライトから目を守ったりしてくれます。

いちじくには、水溶性食物繊維の一種である「ペクチン」が含まれています。ペクチンは水分を保持する性質があることから、小腸において、栄養素の消化吸収スピードを遅らせるのに役立ちます。

いちじくにおけるカリウムの含有量は、100gあたり170mg。
カリウムはナトリウム(塩分)を排出するはたらきがあるため、塩分の摂り過ぎを調整するのに役立ちます。塩辛い料理や菓子を食べたら、カリウムが豊富な食材を積極的に摂るようにしましょう。

 

『マスカット』

ビタミンEは脂(油)に溶けやすい脂溶性ビタミンの一種です。ビタミンAやビタミンCとともに「抗酸化ビタミン」と呼ばれ、主に体内の脂質の酸化を防止する働きがあります。このことから動脈硬化の予防や血圧の低下、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の減少などの効果が期待できます。

ビタミンB群の一種である葉酸は、たんぱく質やDNA・RNAの合成の合成に関与している栄養素です。細胞の分裂・増殖と深く関係するため、体の発育には欠かせません。

特に胎児の正常な発育に不可欠な栄養素で、妊娠を希望する方や胎児の細胞増殖が盛んな妊娠初期の方では積極的な摂取が推奨されています。

葉酸は皮付きのぶどうで含有量が多くなっていることから、皮ごと食べられるシャインマスカットなどで効率よく摂取できそうですね。

 

『梨』

梨にもっとも多い栄養は銅。高酸化力が高く、感染症を防ぐはたらきもある必須ミネラルです。他にも貧血を予防してくれたり、骨粗鬆症や動脈硬化を防ぐ効果があります。

2番目の栄養はカリウム。筋肉をスムーズに動かしたり心臓の動きも守るはたらきがあります。

カリウムは余分な塩分(ナトリウム)を排出し、むくみを解消してくれます。

 

『桃』

桃には、腸の健康に役立つペクチンが含まれています。善玉菌を増やしたり、腸の動きを活発にさせたりする作用があり、便秘対策になります。

桃に含まれるビタミンCは、100gあたり8mg。
ビタミンCは、コラーゲンを作るのに不可欠な栄養素です。抗酸化作用があり、活性酸素から体を守ってくれます。そのほかビタミンCには、ストレスへの抵抗力を高めたり、鉄の吸収をサポートしたりするはたらきもあります。

桃に含まれるイノシトールには、脂肪の流れを促進して、肝臓に余分な脂肪が蓄積するのを抑えるはたらきがあります。
またイノシトールは、リン脂質を作る材料。リン脂質には、脳細胞に栄養を与えたり、神経のはたらきを正常に維持したりする作用があります。イノシトールは、神経伝達や脳の活動を正しく保つために不可欠です。

 

栄養豊富な秋の果物を食べて、健康的な身体つくりをしましょう!