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塩分補給の大切さについて

2024年8月12日


皆さん、こんにちは。

日々ボニーズのブログのご愛読ありがとうございます。

 

本日は熱中症対策の1つ、塩分補給について詳しくお伝えしたいと思います。

熱中症が疑われるときの対処法として、こまめな水分補給が挙げられます。水分補給は大切なことですが、水分だけを補給しているとかえって症状を悪化させることもあるので注意が必要です。

高温多湿の屋内外で30分を超える長時間の労働やスポーツなどにより汗を大量にかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われてしまいます。
そこに水分補給だけを行うと、血液中の塩分・ミネラル濃度(体内における塩分やミネラルの割合)が低くなり、様々な熱中症の症状が出現します。

つまり、水分だけを補給することがかえって、熱中症の発症へとつながったり、悪化させたりすることもあるのです。

 

熱中症時の水分と塩分の補給の仕方

熱中症が疑われるときは、ただ水分を補給するのではなく、塩分も一緒に補給することが重要です。自分で手軽に作れる食塩水もよいでしょう。 目安として、1ℓの水に対して1~2gの食塩を加えます。 さらに、長時間のスポーツなどで失われた糖分を補い、エネルギーを補給するために砂糖などを加えると、水分や塩分の吸収が良くなる上に、疲労回復にもつながるのでより効果的です。 手早く塩分・糖分を一緒に補給できるスポーツドリンクなどによる水分補給もおすすめです。ただし、カフェインの入った飲み物は利尿作用が強くなるので避けましょう。

 

塩分補給におすすめの食品

 

  • 梅干し

梅干しの酸味はクエン酸やリンゴ酸などの有機酸によるものです。クエン酸は体の中でエネルギーを生み出す回路を動かすのに欠かすことができない栄養素のひとつであり、疲労を蓄積しにくい効果を期待できます。塩分のしっかりときいている梅干しは、塩代わりにもなるため、水と梅干しを取り入れることは熱中症予防のためにおすすめです。

 

  • スポーツドリンク

スポーツドリンクは水分だけでなく汗とともに失われてしまうミネラルを素早く補給し、カラダの水分バランスをサポートします。スッキリとした爽やな味わいのごくごく飲める飲料なので、熱中症の季節の水分補給にぴったりです。

 

  • 塩分入りタブレット

発汗で体から失われる塩分、カリウムをおいしく手軽に補給できます。キャンディチップ入りで、口どけの良い食感が味わえるので暑い日の日常生活だけでなく、スポーツや仕事の合間にもピッタリです。汗をかいたら塩分と水分を補給しましよう!

 

  • ゼリー飲料

冷やしてゼリー飲料として飲める気軽さはもちろん、凍らせるとシャーベット状で飲むこともできる点もあり、暑さで食欲がなくても摂取しやすいと思います。味の種類も豊富なのでお子様にもおすすめです!

 

  • 塩こんぶ

ごはんにのせてはもちろん、おにぎり、お茶漬け、炒め物、和え物、パスタなど幅広くご使用いただけますので、手軽に塩分やミネラルが普段の食事から摂取できます。しかし、塩分の摂り過ぎは身体に負担がかかる場合があるので、減塩のものを使用し適度に塩分補給をすることもおすすめです。

 

 

熱中症の症状が見られる際、意識がはっきりしない場合は大至急医療機関へ。意識がはっきりしている場合は、涼しい日陰や屋内で適切な水分・塩分補給を行い、安静にすることで多くは改善します。いつもと違うなと感じたり不安があったりするときには医療機関を受診しましょう。

 

お盆休みにお出かけする方も多いと思いますので、塩分補給を忘れずに元気に楽しんでお過ごしください!

 

ボニーズの休館日は

8月15日(木)~8月17日(土)

となっております。

よろしくお願いいたします。