皆さん、こんにちは。
日々ボニーズのブログのご愛読ありがとうございます。
前回のブログでは、秋が旬の果物についてお話ししました。
今回は引き続き秋が旬の食べ物の栄養素についてお伝えしたいと思います!
まずはお魚からご紹介します!
『さんま』
さんまは秋の風物詩とされる、代表的なお魚です。
さんまに含まれるたんぱく質は、必須アミノ酸のバランスがよい「良質なたんぱく質」です。
良質な必須アミノ酸の中でも、さんまには「BCAA」と呼ばれる筋肉の保持、増強に重要な役割を持っているアミノ酸が多く含まれます。
また、DHAやEPAが豊富な「脂質」も含まれています。
・DHA:脳の発達を促進、認知症の予防、動脈硬化の予防
・EPA:血栓の予防、抗炎症作用、高血圧の予防、動脈硬化の予防
といった効果があります。
『うなぎ』
うなぎは土用の丑の日のイメージが強いため、夏の魚と思っている人が多いですね。市場に流通するうなぎの大半が養殖物で、とくに旬はありません。
しかし本来の天然うなぎは、12月頃から冬眠します。そのため、身にたっぷり栄養を蓄える晩秋が旬です。希少でたいへん高価な天然物を、機会があれば一度は食べてみてください。
たんぱく質はもちろん、皮膚や粘膜、目の健康を維持する「ビタミンA」やブドウ糖代謝や皮膚や粘膜の機能を保つ「ビタミンB群」、カルシウムの吸収を促進する「ビタミンD」などが多く含まれています。
『鮭』
主産地の北海道では、9月~10月に旬を迎えることから、秋鮭の名があります。どんな風に調理してもおいしい、日本人に馴染み深い白身魚です。
鮭に含まれるアスタキサンチンは、緑黄色野菜よりも強い抗酸化作用が期待される栄養価です。また、アスタキサンチンはストレス軽減や眼球疲労の回復、血管内の保護も期待できる働きがあります。
人の脳や目の栄養になる「DHA」や中性脂肪を分解し血液をサラサラにする「EPA」、カルシウムと共に歯や骨を作るのに欠かせない「ビタミンD」も多く含まれています。
続いてはお野菜をご紹介します。
『さつまいも』
さつまいもはおやつだけでなく、おかずにも利用できる秋の味覚です。
便秘解消に役立つ「食物繊維」、抗酸化作用をもつ「ビタミンE」、美肌作りに欠かせない「ビタミンC」、妊婦さんには特に重要な「葉酸」、高血圧予防に役立つ「カリウム」が含まれています。
『かぼちゃ』
『ごぼう』
ごぼうは歯ごたえのある食感と、ほのかな土の風味が持ち味。
ごぼうの栄養素として代表的なものに食物繊維があげられます。他にも、高血圧予防につながる「カリウム」や、体の機能を働かせるために使われる酵素のもととなる「マグネシウム」、クロロゲン酸をはじめとした抗酸化作用を持つ「ポリフェノール」などが多く含まれています。
『れんこん』
粘りが少なくシャキシャキした食感の中国種は、晩秋から冬にかけてが旬。秋口に出回る、やわらかい新れんこんも人気があります。
れんこんもごぼう同様に食物繊維が豊富でカリウムも含まれます。また、抗酸化作用があるタンニン、ビタミンCも多く含まれます。
最後にきのこのご紹介です。
『まつたけ』
秋の風物詩を代表するまつたけは、日本のきのこの最高峰とされる超高級品。
松茸には、β-グルカンなどの食物繊維が多く含まれています。また、貧血予防に役立つ鉄や葉酸が多く含まれているので鉄不足により起こり得る、鉄欠乏性貧血・集中力の低下・頭痛・食欲不振などの予防に効果的な食材とされています。
『まいたけ』
まいたけはたくさんの軸が集まって、笠がひらひらしているビジュアルが特徴的。
キノコ類のなかでも特に美容と健康によいとされています。
まいたけに含まれている「不溶性β‐グルカン」は、腸内環境を整えデトックス効果が期待されるので、ダイエットや美容にも最適な栄養素です。たんぱく質や脂質、炭水化物の代謝をサポートする「ナイアシン」も含まれています。
『しめじ』
しめじは旨味が強く、プリっとした食感のおいしいきのことして人気があります。
カルシウムの吸収率をアップさせる働きがある「ビタミンD」や、エネルギーの代謝に関わる「ビタミンB群」などが多く含まれています。
秋が旬の食べ物にはたくさんの栄養素が含まれていて、ダイエット向けの食材が豊富にあります。
皆さんも、味覚の秋を楽しみながら健康的な身体作りをしていきましょう!